ぐんま思春期研究会、2019年度第一回研修会でした。
本日は「タバコから母児を守る~WOMBプロジェクトと我々にできること~」
日本の集権的喫煙者の年次推移は男性は減少傾向(1990年は53.1%→現在は30.1%)、対して女性は横ばいである(1990年は9.7%→現在は7.9%)、禁煙についての支援が女性に届きづらい、届いていないのかもしれない。
しかし、
妊娠中の散布の迂遠率は5.8%、
妊娠したことで禁煙をする女性は67.2%、しかし分娩後喫煙の再開率は40.8%と
家庭内での喫煙と児の尿中コチニン(受動喫煙などで摂取されたニコチンが体内で代謝されて尿中に排出される物質)の関係について、
・母親のみ喫煙してる家庭と父親のみ喫煙している家庭では前者のほうが児の尿中コチニン値が高い
・母親が車内で喫煙をすると児の尿中コチニン値が高い
といった、母親の喫煙と児の受動喫煙の関係は強く、タバコから母児を守るためには女性に届きやすい支援が必要である。
群馬県の年間出生数はおよそ13000人、妊娠中に禁煙した女性の禁煙継続を支援するために社会全体で取り組む団体がWOMBプロジェクトです。
一昔前では運転中にシートベルトをみんな必ずつけていなかった時代がある、
しかし今では運転席も助手席も必ずつけている、
一昔前では一般的でなかったことが一般的になるように、
できることをできる人がやっていきましょう。