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  • 執筆者の写真Takayasu Hoshino

子どもの貧困に立ち向かう!


高崎健康福祉大学の公開講座行ってきました!

テーマは「子どもの貧困に立ち向かう! -その実態と最前線の取り組みから支援を考える-」

来年度のぐんま思春期研究会の研修計画を立ち上げる中でも頻繁に子どもの貧困をテーマに据えようと話し合われました。

今回の公開講座で基本的なことを学び来年度の研修に備えようという意識。

でも、普段と違う分野の勉強を3時間半聞いてるだけっていうのは疲れる…、馴染みないワードもおおくて集中力切れた…

貧困には「絶対的貧困」と「相対的貧困」がある。「絶対的貧困」は生命を維持するための衣食住が満ち足りていない、アフリカの難民キャンプの写真などで見るような様子。

「相対的貧困」は普通とされる生活を享受することができない、「普通」とは日本の世帯所得の中央値の50%未満とされている。

そして、今日本の子どもの貧困率は16.3%、子どもの6人に1人がいずれかの貧困な環境にあるのである。

物質的・経済的剥奪(食事を食べられない、教科書を買えない)があったり、関係的・社会的剥奪(学校に行けない)などがある。

貧困の背景には片親や虐待とか児童養護施設とかいろんな問題があるけれど、

児童養護施設で育った子供が施設を離れ就職、もともと家がなかったので住み込みの仕事をする、しかし勤務に耐えられず解雇され生活があれ、その中で育った子供がまた貧困な環境におかれる。

どんな環境でもこの貧困の連鎖がありえる。

自分は、

小学校の頃から毎月お小遣いもらえて、

高校卒業して私立の大学に行かせてもらえて、

今こうして看護師の仕事をしながら行きたい研修があったら北海道でも福岡でも行けて。

日本の中高生は10人に1人の割合で自傷経験がある。

それよりも多い割合の6人に1人の割合でこんな環境にある人がいる。

自分の講演にこういう視点も入れられるか考えてみたいです。


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