2022年度の性教育にまつわる活動の報告です。
講演活動
講演回数:20回
対象:小学生、中学生、高校生、大学生・専門学校生、教員、保護者
今年度は様々な場所で性教育についてお話しさせていただく機会をいただきました。
以下講演先一覧です、本業の看護師とは別で1人でよくやっていると思います(自分で)
2022年
5月 児童心理治療施設青い鳥ぐんま、早稲田速記医療福祉専門学校看護科母性看護学実習
6月 群馬県立渋川青翠高等学校、群馬県立伊勢崎高等学校
7月 安中総合学園高等学校
9月 桐生市立桜木中学校、群馬県立高崎商業高校
10月 高崎市立榛名中学校、群馬県立新田暁高等学校、高崎市立中尾中学校 AIDS文化フォーラムin京都
11月 群馬県立前橋南高等学校
12月 群馬県立大泉高等学校、群馬県立榛名高等学校
2023年
1月 群馬県立高崎商業高校(人権講演会)、神奈川県大和市養護教諭部会研修会、
2月 みなかみ町立月夜野小学校、ぐんまぴあカウンセラー養成セミナー、
3月 児童心理治療施設青い鳥ぐんま講演会
(書き忘れているものもあるような気が・・・)
講演の感想一部紹介します。
中学生
「自分に関係のない事だと割り切っていたけれど、身近な事なのだとわかった。」
「今まで、気になっていた事は自分的に恥ずかしかったので、周りの大人に聞くことがありました。(赤ちゃんが出来るまでの工程です…)しかし、この様な講演会を受けたことによって良く分かりました。包み隠さず話して下さり、ありがとうございました😊」
高校生
「SNSで大まかなことは知っていたけど細かいことはあまり知らなかったのですごくためになりました。性感染症のかかり方や広がりやすさがすごくわかりやすかったし他にも恋愛はその人の自由、あなたらしく、などの心に刺さる言葉が多く聞けました」
「体や心の性別だけでなく、好きになる人の性別や恋愛に対する興味などの性表現を教えてもらえて、誰かを好きにならなくても、誰を好きになっても自分の好きに生きていいということがわかり、勇気をもらえました。性に対してあまりいい印象を持っておらず、今日の講演会もところどころ苦手な話が多かったですが、耳をふさいでもいいと前置きしてもらえて、少し楽に聞けるようになったので良かったです。自分のことを大事にしたいと改めて思いました。」
特に小学生への話をする機会が増え言葉の選び方、スライドの作り方は考えることも多く反省することも多かったです。
教員・保護者向けの講演会では質問に回答するということ、質問者が求めているデータを紹介するということをたくさんして自分自身とても勉強になりました。
中学生・高校生対象の講演では講演時間を最低60分とお願いしていますが、学校の行事の範囲でやるのには制約があり、それが叶わないことが多かったです。今年度は講師紹介を含め50分の場合が多く、早口になり生徒のみなさんには聞き辛かったのではと思うことが多く講演しながら頭をフル回転させていました。
今年度初めて人権講演会の枠で講師に呼んでいただき、人権について新ためて勉強したことも学びが深まりました。現在「ステレオタイプの科学」という本を読んでいます。
来年度の講演依頼もたくさんいただいていて、来年度も頑張りたいと思います。
参加した研修など
日本産婦人科医会性教育指導セミナー全国大会、日本思春期学会、思春期保健セミナーコースⅠ・Ⅱ・Ⅲ、長崎性教育コミュニティアスター講演、指導者のための避妊と性感染症予防セミナーなど(こっちは書ききれない、、、)
今年度の大きな進歩として、思春期保健相談士の資格を取得しました。
いろんな人に「今さら?持ってなかったの?」と言われましたが、自分でもそう思います。ただ、今受講したからこそ学びが深かったと思います。
性教育コミュニティkokorocolorという性教育について勉強するサークルも立ち上げて3年経とうとしていますが、このサークルのおかげで1人で学んでいるわけじゃない、自分の中の偏見に気づけたりなど勉強も深まっています。
自分は全国に性教育の仲間がいると実感しています。コロナの緩和が弱まり自分が全国に旅行に行ったら各地方に自分の仲間がいるというのは心強いと思います。
写真には今年献本いただいたり購入したりした性教育の本や雑誌・セミナーの資料など、思春期保健相談士の認定証、講演前の写真(学校に性教育の本を持っていくのが好評だとわかりました)、ジェクス株式会社主催のゴムをつけよう標語コンテストのバッジ(私が書いた絵がバッジになりました笑)。
来年度も頑張ります、講演依頼も受け付けています。
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