昨日はぐんま思春期研究会の平成27年度第4回研修会でした!
昨年の年末に交通事故にあい…、4年ぶりに電車で前橋の研修に行ってきました。 途中でうちの病院の産科医長に会って、 「また講演?」って聞かれて「そんな感じです!」とか言って。
今回の研修は、テーマが「デートDVをどう考える?~高校生向け模擬授業~」、公益社団法人被害者支援センターすてっぷぐんまの相談員の方を講師に招いておこなわれました。
デートDVとは、交際中のカップル間でおこる様々な暴力のこと(身体的な暴力だけでなく、精神的、経済的、性的暴力がふくまれる)。 ズバリ、言ってもいいですか? 「デートDVは20代女性の5人に1人に起きている」というデータもあります(山形県交際相手間の暴力「デートDV」実態調査)。 何年か前よりもずっとデートDVという言葉の認知度は高まっていると思いますが、それを自分事としてとらえられているかどうかというのはどうなんでしょう。
すてっぷぐんまでは高校生対象にデートDVについて「aware」気づかせて、「unlearn」学び落とす教育活動を行っています。 90分の高校生対象の模擬授業でしたがあっという間に感じるほど興味深い内容でした。 DVDもありロールプレイもあり(デートDVの研修に行くとだいたいロールプレイでDV男役をやらせていただきます)。
ジェンダーバイアスや暴力容認、力と支配がふるふるみっちみちの状態の社会でいかに高校生たちに、 「自分たちはデートDVの加害者にも被害者にもなりうる」ということを伝えられるか、 今後の自分の講演活動の課題だと思われます。
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